【売却編・購入編】中古マンションの歴史|北区で不動産の事なら株式会社WiseRoom
現在日本では新築マンション市場より中古マンション市場が過熱していると言われています。
その中今回はマンションの歴史を軽く振り返ってみようと思います。
鉄筋コンクリート造の歴史
東京都台東区に『上野下アパート』が1929年に完成し、2013年に取り壊しとなりました(築84年)
マンションの歴史
日本の最初の民間分譲マンションは1956年(昭和31年)『四谷コーポラス』が誕生しました。
それから様々な変化と進化を遂げながら約60年の月日が流れ、2017年9月に解体から建替えに至っています。
現存するマンション
1964年に渋谷区で分譲された『コープオリンピア』
原宿駅前にあり発売当時3,000万円~10,000万円の分譲価格が付いていました。
マンション(コンクリート住宅)の耐久性
日本においてマンション(コンクリート住宅)の歴史は80年程度しかないので、それ以上のことははっきりと言えませんが、「マンションの寿命は居住者がつくるもの」という言葉もあるくらいでメンテナンス次第と言えます。
以下ではコンクリートの寿命については幾つか参考にできる資料があります。
・鉄筋コンクリート造建物の物理的寿命を117年と推定
(「建築の維持管理」飯塚裕(1979)鹿島出版社)
・鉄筋コンクリート部材の効率持続年数として、一般建物(住宅も含まれる)の耐用年数は120年、外装仕上げにより延命して耐用年数は150年
(「固定資産の耐用年数の算定方式」大蔵省主税局(1951))
・固定資産台帳の滅失データを基に(中略)平均寿命を推計した結果、RC系住宅は68年
(「建物の平均寿命実態調査」小松幸夫(2013))
物理的な事だけを捉えると100年を超える耐久性はあると考えられています。
まとめ
現在日本の建物は人によっては一戸建ての木造でさえ100年建っていられると言われます。
ご売却をお考えの方もご購入をお考えの方も、築年数が経っているマンションでもしっかりと資産価値は残っていますので、選択肢を広げる為にもご売却、ご購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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