【売却・購入編】エレベーターの基礎知識|北区で不動産の事なら株式会社WiseRoom
エレベーターの基礎知識
マンションだと多く取り付けられているのが【エレベーター】になりますが、今回はエレベーターに関しての基礎知識をお伝え致します。
基数(エレベーターの設置数)
➀明確な基準はないが、マンションだと一般的に70戸前後に1基ついているケースが多いです。
②タワーマンション等の高速エレベーターの場合は100戸に1基ついているケースが多く、それでもストレスを感じない物件もあります。
速度
➀45・60・90・105・120・240m/minがあり、階数に合わせて選定しています。
②目安としては3~10階で分速45~60m、10~15階で分速90~120m、15~40階で分速120~240m
定員
➀6人(積載量450㎏)9人(積載量600㎏)、13人(積載量850㎏)等があり一般的なマンションでは9人乗りが採用されることが多いです。
②13人乗りはカゴの奥行きも大きく自転車なども乗せられますが、特注対応のためコストがかかります。
エレベーターの安全性
➀火災時菅制運転
万一の火災発生時、管理室で火災管制スイッチを入れると、全ての登録はキャンセルされ同時に案内表示灯が点灯。設定された避難階に直行しドアが開く。
②地震時管制運転
地震に際して自動的に動作する。地震感知器が一定値以上の揺れのS波(本震)を感知すると、カゴ内の案内表示灯が点灯しアナウンス、最寄り階に停止しドアが開く。
③P波感知器付地震時管制運転
S波に比べ伝わる速度が早いP波(初期微動)の段階でアナウンスができ、最寄り階で停止してドアが開きます。次のS波が来る前に乗客を非難させる事ができます。S波が小さい場合にはすぐに通常運転を再開します。
※参考※ P波とS波とは
地震が発生すると「伝わる速度が速く」「エネルギー小さい」P波が到着し小さな縦揺れを発生させ、その後「速度の遅い」S波が到着し「大きなエネルギー」を持つ横揺れが発生する。
④停電時自動着床装置
突然の停電時、停電等が点滅し、アナウンスで案内します。電源は専用バッテリーに切り替わり最寄り階に着床してドアが開きます。
⑤故障時最寄り階自動着床運転
何らかの故障でカゴが階と階の間で停止してしまった場合でも、故障の程度をマイクロコンピューターで自動的に判断し、最寄り階まで運行します。
まとめ
以上、エレベーターの基本的な知識でした。
エレベーターにも色々な種類があり、乗客する方の安全面を考えておおむね6ヵ月~1年で定期検査報告を行います。
普段何気なく乗っているエレベーターにもこのような決まりがありからこそ、私たちも安全・安心して乗ることができているんですね。
気になる方は、是非調べてみてください。
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